科学技術計算

科学技術計算は数理技研の設立から続く、最も長い実績を誇る分野です。
80年代、人工衛星の軌道制御や、原子力構造物の熱構造解析といった、当時は至難と思われた問題を次々に解決し、高い技術力の数理技研の基盤を作り上げました。今も続く科学技術計算グループは、積極的に世界のパイオニアとして有名な企業と国際合作を展開し、最先端技術を日本社会に提供しています。

一方で、米国の金融工学の発展にNASAからのドロップアウト技術者が重要な役割を果たしたの同様に数理技研でも、宇宙から地上へ、この技術移転のモデルは小規模ながらも健在です。日本の宇宙開発において「データ解析とモデル化」に取り組んだメンバーが、当社における金融工学を中心としたデータマイニングの中核部隊として活躍しております。

業務提携 業務協力

ベルギーSamtech社

日本代理として、汎用非線形有限要素解析パッケージを販売、技術サポートを行っています。

中国北京飛箭軟件有限公司

業務提携を結び、中国科学院数学研究所の20年間の画期的な研究成果・マルチフィズクス有限要素法プログラムを生成する、パッケージFEPGを日本に導入し、地球科学&地質科学を中心に、様々な分野での展開を図っています。

Xpress-MP

線形計画最適化問題パッケージXpress-MPの国内の総代理店パートナーとして、販売、コンサルテーションと技術サービスを提供しています。

研究・受託開発等の実績

科学技術計算は物理学、数学の基礎的な知識に加え、機械工学、制御工学、情報理論およびコンピュータサイエンスなどの専門知識も要求されています。科学技術計算グループは総合力で、近年、下記のような研究や受託開発等の実績を挙げました。

構造物の耐震構造の数値解析

地震の多い日本では、建物の耐震構造の数値解析、そして、地震断層の力学メカニズム、更に地震波の伝播シミュレーションは非常に重要な研究課題である。科学技術計算グループの研究員は建物の耐震構造を数値的に検証したと共に、スーパーコンピュータを用いて、断層の応力静的蓄積から動的すべりへの力学メカニズムを解析する並列有限要素法プログラムを作って、シミュレーションを行いました。

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グリッド環境における統合シミュレーションシステム構築

グリッドコンピュータについて、世界的に様々な視点から研究活動が進んでいます。弊社基礎ソフトウェアグループでも、グリッド資源予約システム、クラスタ情報サービス等、グリッドコンピュータに関するインフラの研究開発を行っています。科学技術計算グループでは、グリッド計算環境における遠隔の複数スーパーコンピュータに分散している異なる並列解析ソフトウェアを用いて、マルチフェズクスを解析できる統合シミュレーションシステムを開発しました。

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マルチフィジクス的な計算生体力学の研究

計算生体力学が現在、最も注目されている計算力学の研究課題の一つです。弊社は長年、蓄積した計算力学の知識とコンピュータサイエンスのノウハウを駆使し、日本と海外の大学や研究機関と共同研究を展開し、動脈血管の血流(流体)・弾性血管壁(構造)の連成解析について、数多くの研究成果が得られました。

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マルチスケール的な計算材料力学の研究

中国国立大学と共同で、中国で最も学術レベルの高い中国国家自然科学基金と北京自然科学基金の重要な研究課題・「二相チタン合金の疲労状態における水素効果の研究」を獲得しました。

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生産計画と人員配置の最適問題

線形計画法分野において、世界で不動な地位を持つ英国Dash Optimization社日本法人のパートナーとして、線形計画法パッケージXpress-MPの販売、それを用いたコンサル、受託解析と開発等を積極的に展開してきました。グローバル化の現在、競争が益々熾烈になり、生産効率は企業の存亡に関わる重大な問題となりつつあり、弊社はこれまでの実績を持って、企業の皆様と一緒に競争の中で生存、成長、発展する為、様々な分野において、最適問題へ挑戦して行きます。

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金融工学

膨大に蓄積された顧客情報を元に、重回帰からCOX回帰までの回帰系モデル、SVMを用いたパ ターンマッチングやGPによる複合変数を介した各種分類分析技法とWOE変換を応用した生データ加工技法を駆使して、金融に関する各種指 標値を作成することを中心に、ここから派生する営業戦略・経営戦略に関わる情報システムを構築しています。 顧客のデフォルトリスクの計量化、不良化した債権の回収確率提示等、時代と共に複雑化し、決定 木や重回帰を基にした従来型のスコア評価だけでは対応しきれなくなったモデル化の手法を常に模索し続けています。

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