科学技術計算

科学技術計算は数理技研の設立から続く、最も長い実績を誇る分野です。
80年代、人工衛星の軌道制御や原子力構造物の熱構造解析といった、当時は至難と思われた問題を次々に解決し、高い技術力の数理技研の基盤を作り上げました。今も続く科学技術計算グループは時代の変化に伴い、積極的に世界のパイオニア企業と国際合作を展開し、常に最先端技術を日本社会に提供しています。

伝統たる構造解析分野において、長年蓄積したノウハウを生かして、国立研究機関や民間企業から大規模非線形解析や大規模結果可視化ツールの開発等々を行っています。一方、日本の宇宙開発において「データ解析とモデル化」に取り込んだメンバーが、当社における金融工学を中心としたデータマイニング、数理計画法を中心とした生産管理最適化の中核部隊として活躍しております。

業務提携 業務協力

MSI株式会社

MSI株式会社は世界No.1の「数理計画・最適化パッケージFICO Xpress(開発元、米国FICO社)」及び「大規模組合せ最適化パッケージLocalSolver(開発元、フランスInnovation24社)」の国内総代理です。当グループはMSI社長年のパートナーとして、大手メーカーの生産管理最適化問題、人員配置スケジューリング問題、顧客満足度の高い販売戦略問題等々、豊富なモデリング定式化と実装経験により、上述製品の販売、コンサルテーションをサポートし、技術サービスを提供しています。

製品情報:
FICO XpresLocalSolver

中国北京七維高科有限公司

七維高科有限公司は中国北京にあり、日米欧留学から帰国したエリート達が設立した、汎用全局最適化パッケージ1stOpt(First Optimization)の開発元です。1stOptは非線形回帰、曲線Fittingから混合整数/非線形計画法まで網羅しているパッケージです。数多くのベンチマークテストにより、その解析能力の高さが証明された上、GUI付で非常にモデリングしやすく、既に中国と欧米では、多くの大学、研究機関及び企業に導入され、5000編以上の学術論文が発表されました。

製品情報:
1stOpt

以上の製品に興味をお持ちの方、また最適化問題のご相談は、是非 CONTACT ページよりお問い合わせください。

研究・受託開発等の実績

科学技術計算は物理学、数学の基礎的な知識に加え、機械工学、制御工学、情報理論およびコンピュータサイエンスなどの専門知識も要求されています。科学技術計算グループは総合力で、近年、下記のような研究や受託開発等の実績を挙げました。

構造物の耐震構造の数値解析

地震の多い日本では、建物の耐震構造の数値解析、そして、地震断層の力学メカニズム、更に地震波の伝播シミュレーションは非常に重要な研究課題です。科学技術計算グループの研究員は建物の耐震構造を数値的に検証したと共に、スーパーコンピュータを用いて、断層の応力静的蓄積から動的すべりへの力学メカニズムを解析する並列有限要素法プログラムを作って、シミュレーションを行いました。

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グリッド環境における統合シミュレーションシステム構築

グリッドコンピュータについて、世界的に様々な視点から研究活動が進んでいます。弊社基礎ソフトウェアグループでも、グリッド資源予約システム、クラスタ情報サービス等、グリッドコンピュータに関するインフラの研究開発を行っています。科学技術計算グループでは、グリッド計算環境における遠隔の複数スーパーコンピュータに分散している異なる並列解析ソフトウェアを用いて、マルチフィジクスを解析できる統合シミュレーションシステムを開発しました。

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マルチフィジクス的な計算生体力学の研究

計算生体力学が現在、最も注目されている計算力学の研究課題の一つです。弊社は長年、蓄積した計算力学の知識とコンピュータサイエンスのノウハウを駆使し、日本と海外の大学や研究機関と共同研究を展開し、動脈血管の血流(流体)・弾性血管壁(構造)の連成解析について、数多くの研究成果が得られました。

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マルチスケール的な計算材料力学の研究

中国国立大学と共同で、中国で最も学術レベルの高い中国国家自然科学基金と北京自然科学基金の重要な研究課題・「二相チタン合金の疲労状態における水素効果の研究」を獲得しました。

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生産計画と人員配置の最適問題

線形計画法分野において、世界で不動な地位を持つ英国Dash Optimization社日本法人のパートナーとして、線形計画法パッケージXpress-MPの販売、それを用いたコンサル、受託解析と開発等を積極的に展開してきました。グローバル化の現在、競争が益々熾烈になり、生産効率は企業の存亡に関わる重大な問題となりつつあり、弊社はこれまでの実績を持って、企業の皆様と一緒に競争の中で生存、成長、発展する為、様々な分野において、最適問題へ挑戦して行きます。

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金融工学

膨大に蓄積された顧客情報を元に、重回帰からCOX回帰までの回帰系モデル、SVMを用いたパ ターンマッチングやGPによる複合変数を介した各種分類分析技法とWOE変換を応用した生データ加工技法を駆使して、金融に関する各種指 標値を作成することを中心に、ここから派生する営業戦略・経営戦略に関わる情報システムを構築しています。 顧客のデフォルトリスクの計量化、不良化した債権の回収確率提示等、時代と共に複雑化し、決定 木や重回帰を基にした従来型のスコア評価だけでは対応しきれなくなったモデル化の手法を常に模索し続けています。

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