代表挨拶
株式会社数理技研
代表取締役社長 小川 浩二
数学の「数」に、理科の「理」、技術の「技」に、研究の「研」。
これまで何度も会社名をご説明する際に発した言葉であります。
創業時の生業であった科学技術計算分野では、コンピュータという偏屈ものに対して真正面から挑み、徹底的に原理・理論を考え、アルゴリズムを理解し正攻法で対処してまいりました。
また創業から数年後にはUNIX を中心とした基本ソフト分野へ進出、ここではカーネルソースを読める喜び、コンピュータがホワイトボックスになった心地よさを覚え、一層の技を磨く(研ぐ) ことに注力、OS からネットワークまでコンピュータの基盤を支えるソフトウェアを生業に拡大してまいりました。
更にそれまで培ったコンピュータアーキテクチャの理解、アルゴリズムを前提に業務アプリケーション分野に進出、システムコンセプトを決めそのコンセプトの下にあらゆる技を駆使、日本一、世界一のシステムの実現を目指してきました。
「数」「理」「技」「研」、
「数」数える、計算をする、アルゴリズム
「理」理(ことわり)、原理・理論、アーキテクチャ、コンセプト
「技」技(わざ)、技術、テクニック、定石、特殊解、体力(これも技のうち)
「研」研ぐ、研究する、調査する、駆使する
名は体を表す、と皆様に評価いただけるように。
今後一層、数理技研は「数」「理」「技」「研」を意識して、皆様にご満足頂ける情報システム、情報サービスを提供するように、努めてまいる所存であります。
今後とも益々のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
- 経歴 -
東京大学工学部 船舶工学科 卒業
大学卒業後、NTT系ソフトウェア企業へ入社。ソフトウェアプログラマとして数多くのプロジェクトへ参画し、技術力を磨く。
「本物のシステムインテグレートがしたい」という想いから、1991年に数理技研へ入社。プロジェクトマネージャとして数々の大規模システム開発を担当。
得意分野はデータモデル設計。またメモリDBを基盤にした流通基幹システムのパッケージ化を企画、開発から営業まで取組み、数理技研の技術をコンシューマビジネスに展開する。
2007年から同社代表取締役就任、それ以降は様々な業種業界分野でのシステム企画を手掛ける。